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20代は「シミ」のようでシミではない場合がある。

20代は「シミ」のようでシミではない場合がある。

2015.05.14シミ予防・ケア

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20代は、まだシミが出来る年代ではないため、「シミが出来てしまった」と思っても、シミではなく、ほとんどが遺伝や体質によって出てくるメラニン色素。

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メラニン色素の中で特に代表的なのが、「そばかす(雀斑)」と「真皮メラノーシス(ADM)」です。
その場合は、一般的なシミを取る方法ではなく、症状に応じた治療を行なうことが大切です。

 

20代の、一般的なシミではない「メラニン色素」の治療法

そばかす治療は、まずは「ライムライト」で様子を見るのも良いでしょう。

フォトはエステ感覚で受けられるお手軽な美肌治療です。
シミやソバカスをはじめ、色素沈着やお肌のハリ、ムダ毛の一時的な除毛など総合美肌でも使えます。
手軽に出来る最初のステップとして代表的なそばかす治療法と言えるでしょう

当院で使用するライムライトは、地肌にメラニン色素が多い東洋人向けに作られた治療機器です。
シミやそばかす、ニキビ痕のメラニンにだけシャープに働きかけ、お肌へのダメージをなるべく軽減させるように開発された優れもの。
ダウンタイムも無いので、大変喜ばれている治療機器です。
ライムライトについてはこちら

しかし、これらの治療機器で治療してもなかなか消えてくれない場合は、症状に応じて他の治療法を検討していきます。

 

根深い場所に原因のある真皮メラノーシス(ADM)の治療法

真皮メラノーシス(ADM)は、そばかすよりも少し大きく、灰色~茶褐色まで色々な色調があるメラニン色素です。
色味が薄いタイプのものでも、実際は結構根深い位置にあるメラニンばかりなので、適切な診断と治療を行わなければ、効果は全く表われません。

効果的な治療法としてはQスイッチルビーレーザーやピコレーザーなどで色素を強く分解する方法が良いでしょう。

またどうしてもダウンタイムは避けたい場合
次の代替案として、Qスイッチヤグレーザーを使ったレーザートーニングも選択肢の1つにはなります。
回数はかかりますが、一定の改善効果が得られます。
一番のメリットは、テープを貼ったりメイク制限など生活制限がないことです。
ただし、非常に回数がかかってしまったり、100%取り切ることをゴールとしていません。
あくまでも治療やケア方法の選択肢の1つとして考えていただくと良いでしょう。

長年にわたり、紫外線をガンガン当てていた方は別として、 20代のうちにお肌にシミのようなものが出来て気になる方は、シミではない可能性もあります。
まずは専門施設にその正体を正しく診断してもらいましょう。

最近では、20代後半でも初期の肝斑が影響し始めている場合もあり、丁寧な治療計画が欠かせません。

 

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