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レーザーのシミ取り実験で経過観察。かさぶたを取ると痕が残る。

2017.09.28シミ予防・治療法

こんにちは。院長の大久保です。

レーザーで行うシミ治療では、治療過程がとても大切になります。
例えば以下の項目です。

・レーザー治療後、どのように進めるのか
・テープはいつまで貼るのか
・かさぶたはどうに扱うのか

 

そこで今回は、これらを踏まえ、私の左手の甲でシミ取りレーザー(HLLT)を2ヶ所施行する実験をしてみた時の経過観察を紹介します。

 

シミ取りレーザー治療の実験。照射後の経過

人体実験の施行なので、シミは特になかった場所での実験です。

レーザー照射後のテープを貼った状態

図6

シミがあると仮定して、通常のやり方と同じようにレーザーを2か所照射し、その後、テープを貼ります。

 

ちなみにテープのすぐ右側にある白っぽい丸は、昨年夏に強すぎるレーザー照射実験をした部分です。

これは、レーザー照射後に、

・テープも貼らない
・薬も使わない
・夏の強い日差しも当て続ける

というような、普段私がお伝えしている指示を一切無視してみるとどうなるか実験した結果、白く色抜けし脱色斑になりました。

(※画面左上は1mm程度のほくろです。)

 

2日後のテープをはがした直後

図5

サイコロの「2」のように見える赤い丸が、シミ取りのレーザーを当てた部分です。

シミ取りレーザー治療を受ける方には「レーザーを当てた後はかさぶたが出来ます」とお伝えしていますが、この写真の状態のことを言います。

(※通常は、7日程度テープを貼って過ごしていただきます。)

 

レーザー照射実験をしてから3日目

この期間はかさぶたがついているのが理想的ですが、実験では右側をわざとかさぶたをはがしてみました。
(※皆さんははがさないでくださいね)

図7

左側は、まだかさぶたがついている状態です。

 

レーザー照射実験をしてから1週間後

図8

無理矢理はがさなかった左側のかさぶたもはがれました。

2週間経ってもまだかさぶたが取れないこともありますが、手足のシミ取りは顔のシミ取りと違って治療期間が長い傾向にあるので心配はありません。

今回の実験で2か所照射したうち、かさぶたをわざと途中で剥がした箇所と、自然と剥がれた箇所と比べてみたところ、途中でかさぶたを剥がした個所よりも自然とかさぶたが剥がれたおちた箇所の方がキレイになりました。

 

シミのレーザー治療後に貼るテープは、いつまで付けておけばいい?

今回の実験では、あえて2日後にテープを剥がしましたが、当クリニックの場合、レーザー照射後に貼るテープは、通常だと照射後7日間はテープを付けていただいています。

照射した部分のかさぶたが自然に剥がれ落ち、新しい皮膚が形成されるまでは、テープは付けておくことが大切です。

乾燥などの外的刺激からも守る必要があります。

 

 

シミ取りレーザー後の期間は、色素沈着に注意!

かさぶたが剥がれた後は、大切なステップが始まります。

かさぶたが剥がれた後は、照射炎症状態が強く赤くなっていますが、この期間はステロイドの塗り薬でケアをし、時間経過と共にソフトな薬に切り替えます。

1か月過ぎる頃には少しずつ赤みは目立たなくなり、早い方だと周囲の肌になじんでほとんど赤みが無くなる方もいらっしゃいます。

肌質が弱くて赤みが引きにくい方でもソフトレーザーをあてたり、角質を浸透するビタミンC・Eを用いるなどの工夫をしていくと、次第に赤みは無くなっていきますので心配はいりません。

 

そして、赤みが引いた後は二次性の色素沈着が起こりやすい為、美白ケアが大切になる時期です。

美白成分やトラネキサム酸の内服(それぞれのお肌の状態に合わせて増減します)、肌の新陳代謝を上げるトレチノイン、塗り薬での反応が鈍い場合にはレーザートーニングを部分的に照射するなどし、最終的なゴールを目指していきます。

 

レーザー後の綺麗に治す3つのポイント

1、テープを7日間貼り続ける
2、かさぶたがはがれずについている
3、かさぶたが取れた後も、指定された薬をお伝えした期間きちんと塗り続けている

この3つのポイントを満たすことで良い結果が得られます。

 

患者さまからシミ治療の体験談もいただきました。
治療に対する本音が明かされています。(2016.02.25)