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思春期のニキビと成人後の吹き出物はできる原因が違う

2015.01.25ニキビ予防・治療法

思春期から20歳くらいまでは「ニキビ」と呼びますが、大人になってからは「吹き出物」と呼ばれるようになりますよね。

どうして大人になってからは「吹き出物」なのでしょうか。

 

ニキビとは違う、吹き出物の原因

思春期ニキビも吹き出物も、ホルモンバランスの乱れによってできます。

ホルモンバランスが乱れると皮脂の分泌量が増え、毛穴がつまり、皮脂を栄養とするアクネ菌が増加します。

そうすると毛穴の炎症を引き起こし、ニキビとなってしまうのです。

しかし、思春期のホルモンの乱れと成人のホルモンの乱れは根本的な原因が違います。

 

吹き出物とニキビ。ホルモンバランスが乱れる原因の違い

思春期は、子供から成人に変わる成長期です。

この時期は女の子でも男性ホルモンが多く分泌されるため、成長に伴いホルモンバランスが崩れてしまいます。

新陳代謝も高い上に、男性ホルモンは皮脂分泌の働きを過剰にさせるため、毛穴が詰まりやすく、 ニキビができやすくなってしまいます。

 

成人のホルモンバランスの乱れの原因

思春期が終わる20歳前後には男性ホルモンの乱れが落ち着き、ホルモンバランスが整ってニキビができにくくなります。

こうして「ニキビ」は一過性のものとなりますが、安心はできません。

成人になってからもホルモンバランスは乱れるのです。

成人のホルモンバランスの乱れは、主に次のような生活習慣による原因があげられます。

・お肌の乾燥

・ストレス

・偏った食生活や新陳代謝の低下

・メイクなどによる外的刺激

このように、20代以降になってから出来たニキビの原因は、思春期のような一過性のホルモンバランスの乱れとは全く異なるのです。

若い頃「ニキビ」と呼ばれたものが、成人してから「吹き出物」と呼ばれるのは、このような原因の違いからでしょう。

 

吹き出物はしっかりとした予防で再発を防ぐことが大切。

思春期のニキビは”殺菌”や”スキンケア”を中心としたニキビ予防を進めていきますが、吹き出物の場合はそれだけでは十分ではありません。

毛穴で何らかの炎症を起こしている状態は同じでも、治し方が異なるところが吹き出物治療の難しさです。

また、吹き出物は一時的に治ったと思っても、同じところに再発してしまうことが多くあります。

吹き出物を再発させないためにも、しっかりと予防することが大切です。

次回のブログは吹き出物の予防法についてお伝えします。