シミを取りたいとお悩みなら、美容皮膚科のレーザー治療をご検討ください。

日光黒子とも呼ばれ、加齢・紫外線の影響でできる平らで茶色い色素斑です。しみの多くはこのタイプにあたります。紫外線のあたる部位であれば全身のどこにでも発生し、中でも特に顔の側面・手の甲などに多く見られ、発生当初は薄い茶色をしていますが、次第に濃くはっきりしてきます。

多くは１～２ｃｍのサイズで丸く境界がはっきりしています。色素分解作用のあるレーザーや光治療の反応が良く、取れやすいのが特徴です。また何年も経つと触って盛り上がりのあるものもあり、脂漏性角化症と呼ばれます。

「KTP532 レーザー」と「炭酸ガスレーザー」で、ターゲットとなる色素を熱で破壊し、一瞬にしてシミを分解します。治療時は、氷で冷やしたり麻酔シールを貼ることで痛みを和らげることが出来るので、輪ゴムで弾く程度の痛みです。 分解力が強く、治療直後は小さな擦り傷状となり、カサブタが出来ます。レーザー治療後は、保護、湿潤環境の維持、治癒の促進、疼痛（ずきずきとした痛み）の軽減効果のため、創傷保護テープを貼り１週間程度過ごしていただきます。
カサブタが剥がれた後にはピンク色の肌がでてきますが、その後、高出力レーザーの熱反応による二次性色素沈着といった変化が少しずつ始まり、茶色くなってきます。
レーザー照射後の反応は個人差が強いので、塗り薬を切り替えたり、レーザートーニングや痛みの無いソフトレーザーを用いることで改善していきます。また、炎症に伴う二次性の色素沈着や肝斑の影響などで、カサブタがはがれた後、色が戻ってくるケースもありえます。その場合には状態に応じて医師の判断のもと次の手段へ進みます。