30代のシミ。様々な原因による肌の変化。
2025.02.12シミ予防・ケア
30代の女性ですか?
あなたのお肌は、今 曲がり角に突入しています。
すでに変化も感じられている場合、これからそれらが進行していきますので、将来のシミや肝斑を予防するためにも十分な注意が必要な年代です。
若い頃は悩まなかったのに、30代からは普段の美白対策だけでは隠せないシミやくすみが気になり始めてくると、今までのスキンケアだけでは物足りなさを感じます。
30代以降は、体や肌の働きがどのような状態になっているのか、知っておくことが大切です。
30代は、若い頃から蓄積された紫外線によるメラニン色素がシミとなる
この写真の様なシミも、「ある朝突然出た」ということはまずなく、
「(少し濃く見える部分は前から)気になっていたけど、だんだん周りににじんできて 全部が引っ付いた」
というような、
じわじわ進行しながら、シミが育っていく、その初期段階が30代には多い印象です。
そもそも、肌のシワやシミの原因は紫外線ですが、
初期の肝斑も影響し始めると、小さな「シミの芽」の周りに、さらにメラニン色素がまとわりつきます。
また、次第にターンオーバーが遅れてくる影響も重なる場合、生成されたメラニン色素は日に日に蓄積されていきます。
こうして、今まで大丈夫だったスキンケアを続けていても、3年から5年といった月日の間に蓄積され、固まったシミとなって姿を表します。
シミ対策のスキンケアとして、美白効果のある基礎化粧品や美容液などの見直しも必要になってきますね。
でも、普段のスキンケアだけでは、固まってしまったシミを、消し去るのは難しいでしょう。
余計なメラニン色素の分解をしたうえで、お肌にあった適切な基礎化粧品選択をして、スキンケアを改善するタイミングです。
30代から、急に新陳代謝が低下してくる
お肌のターンオーバーとは、髪の毛の生えかわりのように「古いものから新しいものに入れ替わる」ことを言います。
美肌の持ち主は、おおむねターンオーバーが年齢相当の状態な方だということです。
しかし、それは20代まで。
30代からは身体や生活の状態も変わってきますので、新陳代謝はむしろ低下していきます。
他の悪影響も重なってしまうと、お肌に残ったメラニン色素は肌から排出されず、蓄積されて「シミ」となってしまいます。
また、肌の乾燥が年々ひどくなってくると、キメが乱れ、シミや肝斑への悪影響がプラスαになりがち。
いわゆるホルモンバランスの曲がり角も30代
30代になると、ライフスタイルの点でも環境変化が人それぞれに起きてくるので
産科・婦人科関連のホルモンバランス変化がお肌に影響され始めます。
特に肝斑への影響は見過ごせず、
「いままでなかったのに」といったシミのお悩みの大元の原因にもつながりますので
これまで続けてきた「単純な保湿と美白」だけでは、物足りなさも感じられるでしょう。
30代女性のシミを気にされる方が「シミが増えてきたきた」と口にされる場合、
UVケアがしっかりできていれば
ほぼ、肝斑の影響がベースにあるものです。
適度な運動や睡眠をとり、できるだけ規則正しい生活を続けて、自然のホルモンバランスを維持できれば美肌に理想的です。
スキンケアの作戦を見なおす30代。
もう一歩踏み込んだ定期的に肌ケアで美白対策も
シミの悩みが急増する30代。
他にも、しわ、くすみなどの様々な悩みを抱える年代です。
シミに効果的なスキンケアの基礎化粧品は、メラニン色素に働きかけてくれる成分がしっかり入っていることが大切です。
・低刺激
・保湿力
・美白成分配合
シミにアプローチするためにはこの3つは外せませんし、化粧品にも気を使いはじめる方も多いでしょう。
しかし、化粧品でシミを隠すことに必死になるよりも、シミを作らない、シミをケアすることも大切です。
30代は、セルフケアで物足りなくなってきた場合は、一歩踏み込んだ定期的な肌ケアをお勧めいたします。
半年以上変化の無いシミの場合は、特に何かプラスαの作戦が必要です。
またこの先、シミが一気に出てくるようなことが起こさないめにも、蓄積され始めたメラニン色素を除去するケアを計画されるのが最善です。
「気になるシミを先に無くして、その後もできるだけキープのために自宅セルフケア」の発想転換が大切です。
美容皮膚科札幌シーズクリニックの美肌へのこだわり