シミに効くスキンケア化粧品とは、医薬部外品のことです
2017.11.30シミ予防・ケア
シミに効くスキンケアで肌に大切な「美白」という働き。
市販の化粧水、乳液、クリームなど、美容液のスキンケアコスメには、「美白」をテーマにしたキャッチコピーが書かれています。
誰もが肌荒れやくすみのない、明るく白い肌に近づきたいものですよね。
そんな美白化粧品コスメ。
明るく白い肌になるための大きなカギは、その化粧品に「シミに効く有効成分が一定量入っているのか」ということです。
美白成分が入っていても、一定量が入っていなければシミに効くとは言えない
ビタミンC誘導体やプラセンタエキスなどは、多くのスキンケア化粧品の中に配合されていて、今では多くの女性が知っている成分です。
商品の裏には成分表が表示され、全成分が記載されているので、どんな成分が入っているかはすぐに確認できます。
そんな商品の美白成分ですが、肝心なのは「配合量」です。
成分表は全成分が配合量の順に記載されていますが、配合量が1%未満の成分については順不同でOKとされているので、全て正しく記載されているわけではありません。
(中には1%未満でも全て分量順に表示している良心的な商品もあります。)
例えば、スキンケアの基本中の基本である化粧水。
多くの化粧水は、80%以上の水、その他10%前後のグリセリンやBGなどという成分で、90%以上を占めています。
残りの10%未満の中に、美肌・美白成分、その他の成分が1%未満の割合で入っていて、その際の記載順はバラバラになっていることがほとんどです。
薬用美白成分が一定量配合されているのは「医薬部外品」と書かれている商品
シミに効くスキンケアに取り組むためには、ある一定量の薬用美白成分は配合されている商品を選ぶことが大切です。
その基準は、商品が「医薬部外品」かどうかが目安となります。
医薬部外品と記載されている化粧品は、決められた量の美白成分の配合しなければ「医薬部外品」だと商品に記載できないので、一定以上の量が配合されている商品だと言えます。
札幌シーズクリニックが取り扱っている、院長が厳選したスキンケア化粧品や医師監修のもとで作られたドクターシーラボ化粧品やは、全て医薬部外品です。
本当にシミ予防ができる化粧品か成分を確認してから購入しましょう
30代を過ぎると、やっぱりその中でも「シミに効くスキンケア化粧品」は気になり始めるところですよね。
ドラッグストアには、保湿力の高い乾燥肌用、低刺激の敏感肌用、肌の調子を整えてくれる肌荒れなど、様々な肌トラブルに合わせた美容液や化粧品が並んでいます。
若々しい美肌を保つためにも、普段のスキンケアでシミに有効な成分がきちんと入っている医薬部外品かどうか、確認しましょう。
美白効果があると書かれていても、実際は、美白に効果があると認められている成分が入っていなかったり、入っていたとしても美白を期待ができないくらいの量しか配合されていないもの場合が多いです。
それらの商品は、残念ながら、いくら使っても「シミが取れる」や「シミに効く」と言えるような商品ではありません。
シミに効くと言われている薬用美白成分
シミに効くと言われている有効成分は「薬用美白成分」と言われる成分です。
薬用美白成分は、厚生労働省で「シミに効く成分」だと認められています。
薬用美白成分は、以下のものがあります。
〇ビタミンC誘導体
〇プラセンタエキス
〇トラネキサム酸
〇ハイドロキノン
〇アルブチン
〇マグノリグナン
〇ルシノール
〇エラグ酸
〇コウジ酸
〇リノール酸
〇4MSK
シミに有効なスキンケア化粧品を選ぶ際は、これらの成分が入っている商品かどうか、商品の成分などを確認してから購入するようにしましょう。
30代以降は、成分に注目していきましょう
30代以降の多くの女性が「シミ」に悩まされてます。
以前の記事「30代のシミ。様々な原因による肌の変化。」でもお伝えした通り、30歳を過ぎると新しい肌の入れ替わり(ターンオーバー)が鈍くなり、メラニン色素が肌にたまることで肌が老化し、最終的には顔にシミができてしまいやすくなるためです。
ご自宅で行う普段のスキンケア化粧品も、薬用美白成分が入っている医薬部外品の商品からあなたの肌に最適なスキンケア化粧品をお使いください。
また、美容皮膚科で専門家によるスキンケアを定期的に行うこともおすすめします。
美容室で髪のケアを行うように、美容皮膚科でケアができれば、お肌は常に最良の状態を保てますよ。