特徴が異なるシミの治療は、最適な治療機器で的確に解決
2015.06.25シミ予防・ケア
例えば治療が一番難しいとされている「肝斑」については10年以上前はあまり知られていませんでした。
シミの治療方法といえば、どんなシミでも「高出力レーザー(HLLT)」で分解すれば良いと認知されていた時代です。
しかし、肝斑にとってHLLTの出力は強すぎました。
肝斑のだけでなく、さまざまな種類のシミの特徴がわかったきた現在では、治療機器が進化し、様々なシミの症状に合う治療が可能になりました。
今回は、症状に対する治療法と、その治療に的確な治療機器をご紹介します。
優秀な治療機器で、多種のシミに的確なアプローチが実現
「シミ」は、日光シミ、肝斑、ソバカス、ニキビ痕・・・など、発症する原因が異なったり、特徴もさまざまです。
肝斑に関しても「肝斑かどうか」を気にするのではなくお肌に対して最も正しい治療方法は何かを的確に判断し、治療していくことが大切です。
シミ治療で使われている治療機器
・KTP532
1~2cmほどのはっきりと見えている肝斑や部分的なシミの分解除去の手段として大変効率的です。
いろいろな機種がありますが、当院はメドライトC6を用います。
また肝斑を合併している場合では「レーザートーニング」という治療を行うこともできます。
・ケミカルピーリング
数ミリ程度の細かなシミが全体的に散らばっていたり、肝斑も一緒に出ている日光シミを持つお肌の場合は、レーザートーニングなどの治療と一緒にピーリングケアが効果的。
並行してご自宅でも4~5%のハイドロキノン(美白クリーム)と、レチンAなどのトレチノイン(皮膚の新陳代謝を高めシミ・くすみを改善するクリーム)を一緒に使うと良いでしょう。
※ハイドロキノン10%のものもありますが、濃度が高ければ高いほど白斑(細胞が破壊され、二度とメラニンが作られなくなる状態)になるなどのリスクが高まるのでおすすめ致しません。
・ライムライト
最初から地肌にメラニン色素がたくさんある東洋人向けのフォト治療法。以前はシミのメラニン色素だけに反応させるには難しい面がありましたが、ライムライトが開発されてからは、シミ、そばかす、ニキビ痕などのメラニン色素にシャープに反応してくれます。
・メソポレーション
分子が小さい美容成分を浸透させる「イオン導入」と、イオン導入では入らない分子の大きい美容成分を浸透させる「エレクトロポレーション」を瞬時に同時に行える、浸透技術の最高峰の治療。
・炭酸ガスレーザー
ほとんど出血することなく一瞬のうちに組織を気化、蒸散させることができ、出血が懸念される盛り上がりのあるシミ(脂漏性角化症)、ほくろ、イボの治療に用います。
気になるシミは綺麗に治療し、美肌を叶えましょう。
札幌シーズクリニックでは、様々な治療法であらゆるお肌のお悩みをしっかり解決するために、札幌シーズクリニックオリジナルの「プログラム治療」をご用意しています。
お肌の症状に適したオーダーメイド治療を毎回行なうことができるので、的確なアプローチが可能です。
シミ治療の中で最も難しいと言われている肝斑を綺麗に治療したい方には、「肝斑治療」も行っています。
コンシーラーでずっと隠しても隠しきれなかった肝斑のお悩みをしっかり解決していきましょう。
どうぞお気軽にお問い合せくださいね。