シミ取りレーザーを受ける場合の流れ
2025.01.26シミ予防・ケア
今回は シミ取りレーザーを受ける場合
大まかな流れを お伝えします。
シミ取りをする場合、シミのタイプを ご自分でも
チェックしてみてください。
1.平らなシミ
2.ごく軽く盛り上がった感じのシミ
1の場合は、一般的な色素を分解するレーザーを使います。
2の場合は、症状に応じて、盛り上がった部分を除去するレーザーを使います。
いずれの場合も 8日前後 テープ保護していただきます
(キズパワーパッドのような感じで貼ったまま過ごします)。
テープをはがす日に やさしくとると
1の場合には 薄いかさぶたのようなものが 一緒にはがれることが多いです。
一方 2の場合には 軽いやけどをした時のような ピンク~赤味 が出ています。
この状態で 一度検診に来ていただき、
症状に応じて、予防に必要なお薬を処方します。
レーザー治療の成果が決まるのは ここからです。
どなたもそれぞれに生まれ持ったスキンタイプがありますので
それに影響されて 経過が変わってくるのです。
ですからレーザーをあてること自体以上に、
テープをとった時から
日を開けずに 診させていただき 適切な対応が取れた方は
ほとんど問題なく 1回の照射でシミ取りが完了します。
(注意していただきたいのは
1の場合 茶色のカサブタが付いたままでは検診の意味がないので
はがれた段階を診せてください)
逆に 検診時期をスルーされた方や、
一時的にとれて そのまま安心してしまい 放置プレーだったりすると
色の戻りが早まったり かえって濃く固定することもあります。
また秋から冬にかけては 夏ほどUVケアをうるさく言いませんが
テープをはがした後 性別 年齢 部位 肌のきめ など
個別に細かく対応を提案します。
シミ取りレーザー治療のキモは
① 今 レーザー照射をした方が良いかどうかの判定
②レーザー照射そのものより 検診後の対応
この2点が シミ取り後のゴールの状態を 決めているなあと
私自身は考えています。