HIFU(ハイフ)が適する場合と、適さない場合について
2023.06.17たるみ予防・ケア
「たるみにハイフ」のキャッチフレーズは、
合っている部分と合っていない部分があるのですが、
筋膜のゆるみ感が大きい部位は 強い熱で深い位置から引き締めることで
直接たるみ改善につながるため、
ウルセラの強いHIFUが有効です。
また、ややボリュームの厚いお肌のタイプ(肉付きやボリューム感が多いと自覚されている方)や
コラーゲン層などの線維の量と質の低下がたるみにつながっている場合は、
サーマクールでの熱刺激と引き締めが有効です。
どちらか1つだけが問題のお肌よりも、2つ同時にテーマの場合が多いので
当院ではウルセラとサーマクールを併用することで いろんなタイプに対応できます。
むしろ どちらか片方だけのマシンで すべてに対応しようとすると
無理がたたったり 効果が小さくなりがちです。
1つだけが問題の方には こちらから診察の際ご説明しています。
また、
お肌のボリュームが少なく、痩せた感じや厚みが薄い感じなどは、
ハイフで無理な熱を与えることは かえって不向きになります。
筋膜ではなく浅い真皮の線維層だけを狙って、
エステティックにマイルドな熱刺激をHIFUで行う場合でも、
気になる部位だからとしつこく深入りしすぎると、思わぬ障害を受けてしまいます。
真皮の線維層への熱刺激は、あえてHIFUを使うより、
高周波のサーマクールを用いた方が安全で安定したハリ感の実感にもつながります。