教えて!大久保院長ブログBlog

トップ >

教えて!大久保院長ブログ >

シミ予防・治療法 >

初めて シミ取り相談の場合

初めて シミ取り相談の場合

2025.02.05シミ予防・ケア

シミ取りの相談にお見えになった時

お伝えすることが多いテーマの一つは

「うすいか濃いか?」

 
レーザー治療を受けた場合、 シミが分解されることと引き換えに

ふだんのスキンケアレベルでは ありえない炎症が

部分的に起きてしまいます。

こびりついたメラニン色素の分解のためには

避けて通れない刺激ではあるのですが、

炎症を起こしたお肌が地肌へと再び戻るステップでは

これが原因となる 色戻り(「二次性色素沈着」になります)が発生します。

その程度は、いわゆる個人差が大きくて

ご自分の肌質(スキンタイプ)と

レーザー治療後の生活習慣などで 強めにでることもあります。

 

さて、もともと 薄いシミだった場合

周囲の地肌と全くわからないくらいに さらに薄くなるかどうか

これは非常に難しいテーマです。

ですから、初回の診察際に この点について

肌質やシミのタイプなどで分類しながら

・今 シミ取りレーザーをやった方が良いタイプのシミ

・あえて無理せず レーザーの負担をかけない方が良いシミ

を判別して ご案内していますよ。

特に

・肝斑年齢の 30代~50代の女性

・アウトドアの習慣のある方

・スキンケアやUVケアは ほどほどの方

・一度レーザー照射を受けた後 数年たたずに再発

等の場合では いきなりシミとリレーザー とは 限りません。

適切な塗り薬や、カサブタを作らずに分解する方法などへ切り替えのご提案となります。

閉じる