肝斑はトラネキサム酸必須!メソポレーションで強力浸透
2015.06.11肝斑予防・ケア
「シミ」と「肝斑」・・・2つともメラニン色素によるものであるため、一色単にまとめられがちですが、特徴は異なります。
シミ治療の中でも難しい肝斑。シミとの特徴の違いとは。
シミは、メラノサイトという色素細胞でメラニン色素を部分的に増加し発症します。
しかし肝斑の場合は、メラノサイトでメラニン色素がたくさん作られる上に、併せてメラノサイト自体も増えているという特徴があります。
シミ、そばかす、肝斑といった症状はメラニン色素の増殖が原因ですが、その中でも肝斑は一番治療が難しいと言われています。
肝斑治療としてよく用いられている優秀な治療「レーザートーニング」も、ソフトな出力設定のため再発しやすいです。
肝斑の反応は人それぞれ異なるため、レーザートーニング以外の複数の機器での治療が大切です。
肝斑治療はトラネキサム酸の導入とレーザートーニングで
レーザートーニングは肝斑治療の代表的な治療ですが、肝斑に効く薬としては、トラネキサム酸がまず挙げられます。
飲み薬や化粧品にも成分として導入されていることがありますが、実はそれだけでは肝斑はいまいち反応してくれません。
それは、トラネキサム酸はとても「吸収されにくい」という特徴があるためです。
(肝斑が薄くなってきたとしても、一時的な消火剤にしかすぎずません)
しかし実は、そのトラネキサム酸が皮膚の表皮にしっかり浸透されているかどうかが、肝斑治療の重要なポイントなのです。
トラネキサム酸はメソポレーションでダイレクトに浸透
肝斑に有効なトラネキサム酸を取り入れる方法としては、トラネキサム酸をしっかり浸透させるための治療「メソポレーション」がベスト。
メソポレーションは、エレクトロポレーション(分子量の大きな美肌有効成分を浸透させる方法)とイオン導入(皮膚の毛穴や汗腺などから浸透させる方法)を同時に行うことができる優秀な治療です。
浸透しにくいトラネキサム酸をしっかり導入してくれるので肝斑治療に大変重宝されています。
イオン導入も同時に行うことで相乗効果が発揮されるので浸透技術の最高峰でもあります。
「トラネキサム酸を浸透させる」という一番大切なポイントには、メソポレーションが必要不可欠です。