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目元のくまやくすみのケアに有効な治療方法

目元のくまやくすみのケアに有効な治療方法

2016.05.12美肌 美白

顔の印象を左右させる目元のくま。
くまは、10代~50代の女性の約20%が気にされている悩みの1つです。
デリケートな目元を若々しい印象にさせるためには、目元のことを考えたケアが大切です。
 

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皮膚の中でも一番過酷な目元環境・・・

疲労や睡眠不足、ストレス、パソコン機器による目の疲れや乾燥・・・。
目元は次第に血行が悪くなっていきます。
しかし、瞬きをしたり、メイクをしたり、目元は他の皮膚よりもデリケートなのにも関わらず、働き続けています。
他の皮膚と比べても目元はデリケートで薄い皮膚なため、くまができやすいだけじゃなく、ハリが落ち、乾燥もしやすくメラニンの増加も悩ましいところです。
 

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目元ケアに有効な成分「ハイドロキノン」「グロースファクター」

デリケートな「目元」は、特別なケアが必要です。
推薦するケアとしては「ハイドロキノン」と「グロースファクター」が有効でしょう。
くまが解消され、ハリも出てきた目元は、とても若々しい印象を与えてくれます。

 

メラノサイトを減少させる。美白効果の高い「ハイドロキノン」

ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素を抑えたり、メラニン色素を産生する細胞「メラノサイト」を減少させる成分で、『お肌の漂白剤』とも呼ばれています。
メラニン色素を作るチロシナーゼという酵素の作用を一時的にブロックするので、メラニン色素が新たに作られず美白されます。

数年前、化粧品美白剤の「ロドデノール」で、とある化粧品メーカーの化粧品がトラブルになったことがあり、ハイドロキノンをお使いの方まで不安になる方がいらっしゃいましたが、トラブルの例の問題成分とは大きな違いがあります。
問題になったロドデノールは、チロシナーゼをブロックする作用の他にもメラニン産生細胞そのものを殺傷させる働きも併せ持っていたため、細胞そのものが死滅してしまった可能性が挙げられています。

ロドデノールの「一切メラニンが作られていない白斑」という状態と、ハイドロキノンの「一時的にブレーキが踏まれて美白されている状態」とでは、明らかに異なりますのでご安心下さい。

(もしハイドロキノンについてご心配な方は一旦使用をお休みされるとブレーキがはずれ作用もストップしますのでご安心ください。)

当院では、目元のくまにお悩みの患者様にはハイドロキノンと美白作用があるデルタ型ビタミンEをダブル配合した塗り薬「HQダブルライトE」を処方しておりますが、手軽で効果的なケアがご自宅で可能で、ご愛用いただいている方も多いです。
 

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ヒアルロン酸よりも優秀な持続力。成長因子「グロースファクター」

グロースファクターは、ヒアルロン酸などの美肌成分よりもはるかな持続性を持ち、コラーゲンやエラスチンの生成を促す細胞成長因子です。
くまだけじゃなく、コラーゲン・エラスチンを増やす刺激となり小じわ対策になります。

グロースファクターで刺激を受けた肌細胞は新生コラーゲンを増やしてハリを出すので、目元や目じりなどの細かな小じわには最も効果的です。
また、グロースファクターはたんぱく質の一種なので、安全性が高く、一般的なビタミンCなどの美肌成分よりも確実なアンチエイジング(抗老化)作用があります。

グロースファクター導入方法の1つとして、注射で導入する方法がありますが、この治療では目元の場合細かな毛細血管が多いこともあり、注射針での内出血がどうしても避けられず、ダウンタイムを伴う治療方法となるデメリットがあります。
ですので、確実に肌への浸透導入ができるメソポレーション法を用いて目元に針で注射することなくグロースファクターをしっかり導入する方法が最善です。

当院の「目元トータルケア」でも、メソポレーションによるグロースファクターの浸透導入を行っています。

 

大切な目元のくま。特別なケアが必要です

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皮膚が薄く、デリケートな部分の目元のくま。
様々な過酷な原因が重なるに重なってしまい、メイクを落とした素肌の状態になると、たちまち目立ってしまいます。

放っておくと、くまはどんどん濃くなり老化肌や老けた印象に進んでしまいます。

一度お近くの美容クリニックで相談してみましょう。
 
 

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