教えて!大久保院長ブログBlog

トップ >

教えて!大久保院長ブログ >

美肌・美白ケア >

目元のクマとケア方法。症状に合わせた対策を。

目元のクマとケア方法。症状に合わせた対策を。

2017.11.16美肌 美白

目の下の「クマ」。
ある調査によると10~50代女性の20%程度が「目元のクマが気にしている」と言われています。
クマの原因は、疲労・睡眠不足やストレス、OA機器による目の酷使、乾燥、たるみなど様々です。

今回は、そんなクマのケアについてお話します。

 

 

 

美容皮膚科での目元のクマのケア方法

クマを取るレーザーは、現在のところ各社どこからも発売されていないのが現状です。
しかし、くすんだ色味のもとになるメラニン量をレーザートーニングなどで減らしたり、血行を改善したり、コラーゲンなどの美肌成分が配合されたアイクリームを塗ってケアしたりといった効果的な目元のクマ対策はきちんとあります。

当院では、目元メラニン対策の切り札「ハイドロキノン」と黒色メラニンを肌色に誘導する「デルタ型ビタミンE」を配合した「HQ-Eクリーム」をオススメしています。

クマだけではなくシミ、肝斑、くすみでお悩みの方にもおすすめです。
ぜひ試してみてください。

 

 

目元のクマには3つのタイプがあります

目元のケアをする前に、あなたの目の下のクマがどんなタイプか知っておくことが大切です。
あなたのクマのタイプに合うケア方法で、クマをしっかり改善していきましょう。

目元のクマには、3種類のタイプがあります。

 

血行不良が大きな原因「青クマ」

目元に「青クマ」が発生する原因の一つとして、血液の流れの停滞があります。
パソコンによる目の使い過ぎ、疲れ、睡眠不足などでもなりやすいです。
加齢に伴い目元の周りの皮膚が薄くなってくると、青クマがより目立ってしまいます。
もともと色白の方がよく出やすいクマです。

 

色素沈着を起こしている「茶クマ」

目の下だけではなく、まぶたを含め目の周りが茶色く色づいているのは「茶クマ」と呼ばれているクマです。
これはメイクや目のこすり、クレンジングマッサージなどの外的な刺激による「色素沈着」が大きな原因です。
目元の皮膚はとても薄くデリケートなため乾燥しやすく、メラニン量が増加しやすい環境です。
また、小さなシミが集まって茶色に見えてしまっているのも茶クマと呼ばれています。
一部に、体質的なメラニン沈着が起こりやすい方がいらっしゃいます。

 

皮膚のたるみによる黒い影「黒クマ」

目の下に、影のようになっている状態のクマは「黒クマ」と呼ばれています。
下まぶたは、顔の皮膚の中でも最もデリケートで薄い部分。
毎日まばたきをして動き、メイクのオンオフでも刺激を受けやすい部分でもあります。
また、奥にある脂肪が前にスライドしてくると、たるみで影ができ、黒いクマとして現れてしまいます。

 

 

それぞれのクマに合わせたケアで目元を明るく!

普段の生活の中で、各クマの症状に合うケアをしていきましょう。
ご自宅でもできるので、ぜひ普段のセルフケアとして参考にしてください。

 

青クマが気になる方

血行不良が大きな原因の青クマは、まずは血行を促す対策を。
また、寝不足などの不規則な生活や栄養不足も大きく影響しています。
しっかり睡眠時間を確保すること、適度な運動をすること、美容成分を含んだ食材を摂ることが大切です。
さらにはストレスや疲れも青クマの原因になります。
目にホットタオルを乗せてリラックスするのも良いですね。血行促進にも効果的ですよ。
治療には、血行改善にジェネシスレーザーや半導体レーザー、バイオプトロンなどを複合して計画します。

 

茶クマが気になる方

皮膚の中でもデリケートで薄い部分の目元。
色素沈着が大きな原因である茶クマは、美白効果のある美容成分でのアプローチが必要不可欠です。
ビタミンC誘導体など美白効果のある美容液でアプローチしましょう。
肌に合わない化粧品の使用も茶クマの原因ですので、化粧品の見直しもオススメです。
メイクや洗顔の際は、極力摩擦させないように優しく丁寧に洗いましょう。
治療には、メラニンを少しずつ分解する計画が必要になります。
レーザートーニングを中心に計画します。

 

黒クマが気になる方

たるみによってできる黒い影「黒クマ」。
皮膚がたるみやすくなる加齢に伴って目の下に現れてしまいます。
「たるみ」は目の下の筋肉のゆるみやコラーゲンが減少していると言えます。
小じわや 軽い目元のたるみのケアには目元の「コラーゲン」を増やすことが一番です。
治療としてジェネシスレーザーをコツコツ照射します。
強いたるみや脂肪のスライドがある場合は、一度 技術のある美容外科医に相談してください。

 

目元のクマと一言で言っても、タイプや原因は様々です。
まずはご自分のクマのタイプと原因を見直して、クマに合う方法でケアをしていきましょう。

 

閉じる