今すぐできる!顔のたるみに効くツボをご紹介
2017.06.02たるみ予防・ケア
気になる顔のたるみは加齢などが理由でどんな人もたるんでくるものです。
いつもはたるみそのものについてのことや治療についてお伝えしていますが、今回は自分でできる簡単なたるみに有効な顔の「ツボ」についてお話します。
毎日の洗顔とあわせてツボマッサージを取り入れ、たるみ予防をしていきましょう。
顔にあるたるみに効くツボ
東洋医学の考えで、血と気の流れの交差する場所がいわゆる「ツボ」
顔には重要な神経がたくさん集まっており、ツボも多く存在します。そしてそのなかには「たるみに効くツボ」もあります。
たるみは加齢によっておこることが多いのですが、そのほかの原因として筋肉の衰えや顔・頭皮のコリ、血液循環の悪さがあげられます。
血液循環が悪くなると顔のむくみもおきやすく、余計な脂肪もつきやすくなってしまいます。
脂肪がついてしまうと重力でさらにたるみが助長される、という悪循環が起こります。
顔のたるみに有効なツボ
顔のたるみに効くツボはたくさんありますが、そのなかでいくつかご紹介します。
顔全体の血行を促進し、たるみを解消するツボ
・小鼻のわきにあるくぼみにあるツボ「迎香(げいこう)」は、リンパ腺も通っているので、血流促進にも効果が期待できます。
・眉間の間にある「印堂(いんどう)」は、たるみと眉間のシワを解消します。
目元のたるみに効くツボ
・目尻から約1㎝外側にあるくぼみにある「瞳子(どうし)りょう」は血行を良くしてくれ、目元のたるみ・シワに効果があります。
・眉毛の中央にあるくぼみは「魚腰(ぎょよう)」とよばれるツボ。目元全体のたるみに効果的です。
たるみの原因となるむくみを解消するツボ
・あごの中央より少し上にあるくぼみ「承(しょう)しょう」は顔のむくみを解消してくれます。
たるみ改善の「ツボ押し」で気を付けるポイントとは?
ただむやみにツボを押し続けるだけでは、身体へ負担をかけてしまいます。
以下のことに注意しながらつぼマッサージしましょう。
1、ツボ押しは強過ぎない力で、ツボを意識しながら押す
ツボ押しのポイントは、気持ちいいと感じるくらいの力で押すこと。けっして、ゴリゴリと力を入れてやってはいけません。
特に、目の周りなど皮膚の薄い部分は力加減に注意が必要です。
「このツボはたるみに効く」と意識しながら行いましょう。
2、 肌の調子が悪いときにはしない
ニキビや吹き出物ができているなど、肌に不調があるときはやめておきましょう。
3、 神経質になり過ぎない
顔にはたるみだけでなくいろいろな場所に効くツボがありますが、場所を間違えたからといって悪いことはありません。
神経質になり過ぎず、マッサージをするような気持ちで、優しくほぐすイメージで行ってみてください。
4、 筋肉を動かすことも意識する
顔のたるみは表情筋の衰えからもおこります。
ツボ押しをしている最中も口角を上げたり大きく目や口を開けたりするなど、顔の筋肉を動かすことを意識しましょう。
ツボマッサージはたるみ予防として
いつでも手軽にできるツボ押し。自分でできる毎日のたるみ予防の方法としてツボマッサージはオススメです。
治療と併せて行うことで効果的なたるみ予防にもつながります。
顔にはさまざまなツボがありますが、違う場所を押したからといって害があるわけではないので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。強過ぎず、気持ちよく感じるくらいの力で行いましょう。