吹き出物やニキビ痕を早く治す方法
2015.02.05ニキビ痕予防・ケア
生活習慣の乱れやストレスでどうしても避けきれず出来てしまった吹き出物やニキビ。
炎症が強く膿が溜まった状態のものも・・・。
根本的に吹き出物予防は、男性ホルモンによる皮脂の分泌過剰を防ぐことが大前提。
ホルモンバランスを整え、女性ホルモンを優位に維持させることが一番大切です。
では、予防していてもできてしまったニキビや吹き出物を早く治すための治療はどのようなものが効果的なのでしょうか?
吹き出物は潰さないで。ニキビよりも痕が残りやすい。
吹き出物は、思春期ニキビの成長期によるホルモンバランスの乱れでできるものではなく、お肌の乾燥や新陳代謝の低下などによってできるもの。
バリア機能が低下し、デリケートになっています。
無理やり膿を出したり、誤った処置をすると返ってひどくなる場合があり、痕も残りやすく消えにくいのです。
お肌のためには失敗を繰り返す前に、一度時間をつくって医師に診てもらった方が得策です。
膿が溜まっていたら外に出す。
赤ニキビなど、膿が溜まっていない場合は、抗生物質などで菌を退治することができます。
なんらかの炎症が起こって、毛穴に膿が溜まってしまっている場合の治療は、医師が処置をした方が早く正確に治ります。
きれいに治すためには「排膿(はいのう)」という治療で、皮膚に穴をあけるか切開するかで膿を外に出します。
ニキビや吹き出物で膿がたまり続ける症状の場合も、この排膿処置が行われます。
痕を残さず綺麗に治すためには、医師による適切な処置を受けるようにしましょう。
吹き出物やニキビ痕を消すための効果的な治療とは
皮膚科・美容皮膚科では、ニキビ・吹き出物、ニキビ痕に「ケミカルピーリング」が大変効果的だとしています。
肌表面についた古い角質を剥がし、それにより肌のターンオーバーを活性化する治療法です。
ニキビ・吹き出物の痕を治すには、新陳代謝を促進し、ターンオーバーを整えていくことが大切。
お肌に残った古い皮膚や毛穴の中に入った角質など老廃物が着いている状態のお肌では、ニキビやニキビ痕も消えてくれません。
ケミカルピーリングは、古い角質を取り除いてくれるので、ニキビが出ていない方もニキビ予防やくすみにも大変効果があり100年前から行われている確かな治療法です。
本格的にニキビ痕がクレーター状態になってしまっている方の治療は、肌の細胞がその形を記憶してしまっていますので、専門医に診てもらう必要があります。