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治療が厄介な肝斑。肌に現れる前のケアが大切です。

治療が厄介な肝斑。肌に現れる前のケアが大切です。

2015.05.28肝斑予防・ケア

年齢を重ねていくうちに、シミや肝斑が目立ち始め、治療を計画される方が多くいらっしゃいます。

しかし、治療よりも大切なことはシミや肝斑ができる前の予防ケアです。
特に肝斑は、お肌に出てくる前段階の予防がとても大切です。

 

肝斑は、目で見えなくてもお肌の奥に潜んでいる。

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テレビ番組で「あなたの知らない世界」のようなテーマで心霊写真を紹介するコーナーを見たことはありますか?
霊能者がその写真を見て「ここにうっすらと人の顔が映ってる」等と言われると、なんとなくそう見えてきたりしますよね。

実は、肝斑もこの話と少し通ずるところがあります。
医師が肌をきちんと診察した際、表面に浮き上がってきていなくても「お肌のここに肝斑があるんですよ」と言われると、なんとなく見えてくる患者様が多くいらっしゃいます。

肌の表面に肝斑がしっかり浮き出ていない段階ではよく見えませんが、意識してみるとなんとなく見えてくるもの。

 

つまり肝斑は、肌の表面に表れていなくても奥深くに潜んでいて、肌の表面に浮き上がるタイミングを探し、いつでもスタンバイしています。
目に見えるシミを取っても、そのもっと奥には人の目では見えない肝斑が潜んでいることを理解しておきましょう。

 

一度現れると治療が大変。シミの中で一番厄介な肝斑

多くの患者様は、お肌の表面に肝斑が現れてから肝斑治療を行います。

しかし、一度浮き上がった肝斑の治療は、一筋縄ではいきません。
肝斑の発症原因は肌の奥深くにあり、根本原因については分からないため、シミの中で最も難しい治療と言われています。

肝斑治療は日光シミと同じ治療を行うと焦げて悪化してしまいますし、肝斑治療法でよく紹介されているフォト系の出力の低い治療器機で治療をしても、長期的な治療回数が必要になり、コストもかかります。
また、肌質やスキンタイプによっては逆に肝斑の色が濃くなってしまうこともあります。

つまり、最善なのは「肝斑が表面に浮き出てくる前の予防」で、一番短い期間で解決するケア方法だと言えます。

まだお肌の表面に現れていない方も、今日からできる肝斑予防をはじめましょう。

 

今日からできる肝斑予防、はじめましょう

・メイク落としや洗顔時にお肌をこすらない
お肌をこすることはメラニンの活性化を促してしまいます。洗顔はこすらず優しく行いましょう。

UVケアを怠らない
肝斑もシミと同様メラニン色素との闘いです。紫外線対策はしっかり行いましょう。

お肌に優しい成分の化粧品を使う
防腐剤や添加物などのお肌にとって刺激物である成分の化粧品は避けましょう。これらがお肌の上で酸化してしまうと、お肌を刺激してメラニン色素の活性化を促し肝斑の原因つながります。

ストレスをためない
ストレスが貯まると、ホルモンバランスが乱れることで、お肌のトラブルを招きます。
ご自分なりのリラックス方法を見つけていきましょう。
こちらでプログラムを定期的に受けていただく際、ケア担当と雑談することも一つの大切な美肌プランと考えております。

 

これらの予防方法で共通して言えることは、お肌に刺激を与えないこと
お肌への刺激はなるべく避けて、肝斑が浮き上がって来ないようにケアしていくことが大切です。

出てきてしまった肝斑は、家庭での予防ケアだけでは薄くはなりません。

お近くの皮膚科、美容皮膚科で肝斑治療を行いましょう。

肝斑治療について詳しい説明はこちら

 

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