春の肌トラブルの原因とスキンケア対策
2018.03.28美肌 美白
冬の乾燥時期を終え、そろそろ春になりますね。
季節の変わり目である春は気温が上がり、紫外線が少しずつ強くなるだけではなく、肌にも変化が起こり、トラブル肌になりやすい季節です。
春は肌の調子が変わり、トラブルになりやすい
3月から4月にかけての「季節の変わり目」である春。冬には気にならなかった肌のシミやハリの問題が目につき始めます。
気温が上がり始めて乾燥も落ち着いてくるこの時期に、体は季節の変化に合わせようとバランス調整に入るので、肌の調子も変わり「毛穴の開き」や「皮脂テカリ」も目立ってきます。
乾燥時期である冬の間、抑え気味になっていた肌の皮脂分泌などの働きが春になると増え、ニキビや吹き出物「トラブル」として出ててきてしまいやすくなる時期です。
また、気温や乾燥だけではなく、花粉が飛び交ったり黄砂がきたりと、何かと人の体に悪影響を及ぼしやすい季節でもあります。
春の季節。肝斑やシミが目立たなくなってきた…?それは大きな落とし穴。
春前にシミや肝斑が何だか目立たなくなった!と喜ぶ方もいらっしゃいますが、それは間違いです。
日差しを浴びる機会が減っていた冬の間、シミや肝斑が紫外線の影響をあまり受けていない、というだけ。
消えているわけではなく、季節の影響で、一時的に肌の明るさが出ているだけかもしれません。
春からは、紫外線も徐々に強くなってきます
ゴールデンウイークに近づくにつれて、紫外線も徐々に強くなってきます。本格的に強くなってくるのは3月から。
この時期の紫外線は、9月と同じくらいの強さとも言われています。
冬の気持ちで紫外線を怠っているのは危険。
春の肌は、冬の乾燥でバリア機能が低下し傷んでしまった状態です。
そこに紫外線が注がれると、シミや肝斑の原因になってしまいます。
肌に美容成分をしっかり浸透導入。紫外線対策のスキンケアを
私は日頃から『「メソポレーション」を使って、APPS(高浸透性のビタミンC)などの美容成分をしっかり浸透させましょう。』とお伝えしています。
普段の美肌ケアはもちろん、春は美肌・美白成分を確実に浸透させてくれるメソポレーションが重要です。
乾燥時期の冬を終え、夏に向かって発汗しはじめる前、つまり、肌の調子が変化する季節「春」こそスキンケアが大切で、美容成分をしっかり浸透させてあげたいところです。
しかし、肌に美容エッセンスを塗っても、角層を通過して必要な深さまで届いているのかが肝心です。
自己流でのスキンケアでは、角層を通過して、深く浸透することはまずありません。
ビタミンCや、ビタミンCの仲間、また肝斑に有効なトラネキサム酸についても、体内に取り込むことも良いでしょう。
しかし、一番効いてほしい「お顔の肌」に直接浸透させるという重大ポイントをクリアしないと意味がありません。
(※内服トラネキサム酸は、止血作用を持つ意味でも危険では?という質問をいただきますが、基本的には心配ありません。血管が破損した際の出血に対して止血作用を持つという働きですので、血液の中にある間は以前に血管にまつわる何らかのトラブルを経験されていない限り問題ありません。ただし、ピル内服中、喫煙習慣の方、以前に血栓の持病歴ある方は別です)
以前のブログ記事メソポレーションの浸透効果で美肌へ導くや、APPFローションの美肌効果。最強の浸透力と抗酸化力でもお伝えしていることですが、どんなに効く美容成分も、お肌には飲むこと以上に、お肌から直接浸透させる方が効果の実感も早く、また安全で有効です。
春の肌トラブルに負けない!美白ケアは、早めに始めましょう
気になる肌トラブルを治療やスキンケアをしたい方、夏の強烈な紫外線を乗り切りたい方へ。
美肌ケアや治療は、紫外線が強くなる前に早めに始めるのがオススメです。
美肌治療に関してはダウンタイムを気にせずできる方法もありますが、肌の症状によって治療の種類が異なるため、症状が気になってからのスタートはゴールが遅くなりがちです。
肌は部分ごとに全部経過が異なり、肌質によって2~3か月は赤みなどが出ることがあります。
赤みが出ているときは、ご自宅でのスキンケアとUVケアが大切で、特に春~夏の期間は紫外線も徐々に強くなっていきますので油断しないようにしましょう。
レーザー治療や肌ケアは、もちろん一年中可能ですが、スキンタイプや屋外活動の状況によっては、紫外線が強烈になる前の方が安心です。
こちらの記事シミ治療のおすすめシーズンとは?もご参考ください。
女性らしくイキイキ綺麗に過ごすために
「今よりちょっと綺麗になる」これがイキイキと過ごす秘訣です。女性がきれいになって笑顔が増えると周りにいる人も明るくなりますよね。
春物の装い準備とあわせて春前の肌メンテナンスを始めてみてはいかがでしょうか。
紫外線が最も強い夏を乗り越えられる肌でいられるために、早めのスキンケアを心がけましょう。